
オーブン粘土というのは、文字通りオーブンで焼いてかためるタイプの粘土です。
オーブン粘土とは
名前の通り、オーブンで焼いて固めるオーブン粘土なのですが、焼いた後にはプラスチックのようにかたくなります。
焼く前は油粘土のような柔らかさなのですが、焼くこといよってかたくなり、耐水性も出てきます。
素焼きのような色合いのものもあれば、カラフルな発色のものもあります。
粘土同士を混ぜて色を作ることができますので、カラーバリエーションはかなりのものでしょう。
基本的に焼くときに溶けたり、燃えたりしないものであればオーブン粘土と一緒に組み合わせて焼くことができます。
そのため、ガラスや金属などを使った作品もできるのです。
オーブン粘土で作るのに向いている作品
オーブン粘土も軽量化が進んでいるので、ストラップやキーホルダー、ネックレス、イヤリング、ピアス、ヘアピンなど何にでも使えるでしょう。
素焼きのような色合いのものであればクッキーやビスケット、コーヒー豆、野菜などが向いています。
カラフルな発色のものであれば、海外の輸入菓子のような奇抜なスイーツにも向いているでしょう。
透明感は出せませんが、逆に言えば透明感を必要としないものであれば何でも作れます。
オーブン粘土を扱う上での注意点
オーブン粘土を扱う上での注意点ですが、まずはホコリがつきやすいという部分です。
油粘土のようなねっとりとした感じがありますので、やはりホコリがつきます。
着ている服の繊維はもちろん、たまたま浮遊していた綿ボコリなんかも綺麗にくっついてしまいます。
極力、ホコリのつかないような環境で扱うか、オーブン粘土をラップで包むなどしておきましょう。
また、ねっとりとしているオーブン粘土だからこそ、指紋がつきやすいという部分もあります。
もともとオーブン粘土はかたいので、しっかりと練る必要があります。
練っていると指紋はどうしてもついてしまいますし、形を整えるときにも指紋はつきます。
指紋が気になる場合には、密着するタイプのビニール手袋などを着用した上でオーブン粘土を触るようにしましょう。